防災訓練2014
平成26年度佐賀県総合防災訓練
当会救護ボランティア委員会「接骨・整骨ボランティア佐賀」は今回で9回目の参加となりました。
県からの依頼に答えるべく会員諸氏の善意で年々活発となり、特に今回は活動内容の見直しと今後の活動においても新たな課題を得られた訓練活動となりました。(2014.05.18)
今回は唐津市、伊万里市、有田町の2市1町で開催され、我々は伊万里市、有田町の2会場で伊万里市会場10名、有田町会場10名の総勢20名の会員が訓練活動に参加しました。 訓練内容は、地域により災害の想定(地震・大雨・洪水・土砂など)の違いはありましたが、まず生活機能低下予防のための運動を参加機関(団体)および地域住民の方々全員で実施し、その後、災害発生後の避難所生活(2~10日)で初動時に手当てを受けられなかった被災者の外傷(骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷)を想定した応急手当て訓練を地域住民の方々に模擬負傷者(15名)となってもらい、地域保健師の協力と伴に実施しました。
また、三角巾の使用法や緊急時の身近なものでできる応急手当の方法などの講習も行いました。
また、このような訓練活動を通して県民の皆さんの整骨院・接骨院(柔道整復業)は「安心」であるという認識が以前より高まってきていることを踏まえ、今回は準備段階から訓練内容の向上を考えていました。
その中で我々の上部団体、公益社団法人 日本柔道整復師会が新たに立ち上げを準備している組織に災害派遣柔道整復チーム(DJAT:Disaster Judo therapy Assistance Team)DJAT構想があります。これは災害時に組織だって活動できる柔道整復師の救護チームを目指しており、その原型が今回の活動内にも観られました。
例えば、「災害対策本部機能強化」や「負傷者の搬送訓練」であったり、現場で調達した材料を応急手当に用いたりと参加した会員から多くの提案があり実施したことにより充実した活動となりました。















