柔道整復師とは

ほねつぎ 接骨師 整骨師としてひろく知られ、古くは養老律令(718年)に骨や関節の損傷に関する記載があり平安時代の古典に接骨、整骨という名称が記載されて、江戸時代に発達した伝統的医療技術が醸成され、現代において法的整備がなされ、柔道整復術となったのです。

これを業とする柔道整復師は、大学受験の資格がある者が3年以上、国が認定した学校・大学で専門知識を修得し、解剖学、生理学など11科目の国家試験をパスして、厚生労働大臣の免許を受けて施療をしているのが柔道整復師です。
何らかの動作をしている時、体の一部に急に痛みが出たり、異変が起きたりした場合に整骨院、接骨院へ行くと、担当の先生(柔道整復師)が初検から治癒にいたるまで懇切丁寧に対応してくれます。

柔道と名称がついているので厳ついというイメージがあるかもしれませんが、当佐賀県柔道整復師会会員の先生達は、その観念を見事に裏切ってくれます。
『鬼手仏心技入神』をモットーに、日々研鑽し、地域住民皆様方の健康維持の一翼を担っています。

柔道整復師団体のWHO認知について

WHOは2002~2005年伝統医学、医療分野に対する活動戦略として、その安全性、効率性、医療の質の確保についてなすべき課題を取り上げた。
それは人々の健康の確立と増進に効果的であり、適正に利用すれば害が少ない医療手段であるばかりか、それらを活用した治療法は満足度が高く、また医療提供者及び、利用者それぞれが適正な当該医療技術を確立し、相互に利用しやすい医療であることを示した。

★WHO保険総会で『柔道セラピー』 『柔道セラピスト』と認知された

★柔道整復は、伝統的に永く国民の間で受け入れられ、WHOにおいても日本の伝統医療の一つとして紹介された

★当会の母体である公益社団法人日本柔道整復師会は2006年~2008年の3年間、外務省の「日本NGO連携無償資金協力」を得て、「日本伝統治療(柔道整復術)普及事業」を実施いたしました
2009年10月~2011年3月まで、JACA(国際協力機構)の「草の根技術協力事業(支援型)の支援を受け、「日本伝統治療(柔道整復術)普及プロジェクト」を実施致しました
また、この事業の一環として2011年11月~12月モンゴル国よりバグ医師を目指す3名の研修生を当会会長宅へ招き柔道整復術習得の為の実施研修も行いました。

整骨院・接骨院・ほねつぎとは

接骨院・整骨院・ほねつぎは同じものです。
接骨院も整骨院も柔道整復師という国家資格者が開業し施術をします。
接骨院と整骨院とは同じものなのになぜ呼び方が違うの? 正式名称は「接骨院」又は「ほねつぎ」といいます。

接骨院は骨折や脱臼だけを診るところだろうか… と言うイメージになってしまいますよね? それは違います! そんな間違ったイメージを払拭するために、時代の流れでもっとソフトなイメージをアピールする必要性が出てきました。
その結果が整骨院という名称も使用されるようになりました。

どちらも骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)を施術していますし、交通事故、労働災害のケガも取り扱っていますので、各種健康保険で受診出来ます。

整骨院・接骨院と、整体・カイロプラティックの違い

ご存知ですか??
整体やカイロの治療は無免許・無資格であることを!?

『整骨院・接骨院』と『整体・カイロプラティック』どう違うの?

整骨院・接骨院
整体・カイロプラティック
学 校
厚生労働省の認可あり
法的な学校法人なし
資 格
国家資格あり(柔道整復師免許)
法的資格なし
保 険
骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷
各種保険 (委任払い)
交通事故
労災等取扱い
実 費
控 除
各種医療控除適用あり
な し

無責任な誇大広告に気をつけて正しい治療を受けましょう!

>>>整骨院・接骨院での受診方法